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関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

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リンクにフルハイクと同志社ヨット部を追加。
それと、各コーナー間の移動がしやすくなりました。ページを一番下まで読み進んでも、コーナー移動ができるようにしました。
ページトップのタブもマウスオーバーで色が変わります。
いまさらですが・・・
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1999-2004

ラッセル・クーツ来日記念 SHIMA SEIKIカップ

順位
選手
1R
2R
3R
4R
5R
6R
7R
8R
9R
10R
1 石橋/後藤 (sailfast) 2 3 1 1 3 12 4 2 RDG DNF 19.5
2 三部/高村 (ホンダ鈴鹿) RDG RDG RDG RDG RDG 2 2 1 5 6 21
3 Braslavets/Matvienko RDG RDG RDG RDG RDG 1 1 8 3 5 23
4 渡辺/山田 (和歌山県連) 1 4 3 5 2 4 12 4 10 3 23
5 中村/山田 (交流村/ホンダ) RDG RDG RDG 7 4 22 5 3 1 4 36.5
6 吉迫/佐竹 (和歌山県連) 6 1 2 6 6 17 8 10 8 2 39
7 高木/谷川 (ヤマハ) RDG RDG RDG BFD 7 5 6 6 12 1 53.2
8 白石/柳川 (SPN) 4 6 5 3 OCS 13 3 13 16 10 57
9 田畑/栗田 (第一経済大学) 5 12 OCS 7 8 3 14 11 2 DNF 62
10 吉峰/中村 (香川県連) 12 11 OCS 2 10 OCS 7 15 4 7 68

2003年7月18日〜21日
於:和歌山マリーナシティ 参加28艇
赤字はカットレース

ラッセル・クーツの来日を記念し、島精機製作所の特別協賛のもと、SHIMA SEIKIカップが開かれました。

特別招待選手として、1996年アトランタ五輪の金メダリスト、そして2001年世界選手権のチャンピオンである、ウクライナのBraslavets/Matvienko組が参加。そして日本のナショナルチームからも男女7艇が参加し、総数は少ないながらも、高いレベルのフリートが集まりました。

結果は優勝。プレオリとワールドに向けて、いい弾みがつきました。

レガッタは4日間、微風から強風まで、変化に富んだコンディションだったのですが、もっと変わっていたのが、今回の得点制度です。

ヨーロッパ選手権と日程が近すぎたため、招待選手のウクライナと、一部のナショナルチーム選手が、やむなく途中からの参加になりました。その途中参加の選手は、参加していないレースを全て、参加したレースの平均点で救済する措置が取られたのです。これで話は、少々ややこしくなります。

前半2日は、南寄りの軽風、、、なんだけど、時折激しい雨とともに、激しいブローがやってきて、激しく順位が入れ替わる、激しいレースの連続。あぁ激しい。

金メダリストがいないうちに稼いどけ〜とばかりに、僕らはこの時点でトップに立ちます。

が、いざ役者が揃った3日目。いきなり金メダリストがトップ連取。
う〜〜〜ん、さすがです・・・

いや、感心してる場合じゃない。こいつらを倒さないと、アテネに日の丸は上がりません。気合いを入れ直し、第8レースは1上をトップ回航。そのままリーチングでかっ飛ばし、サイドマークを回ってからはパンピングパンピング!おりゃ〜〜〜離すだけ離したる!!

ピーーーー!

え!?
イエローフラッグ上がってたじゃん!なんでパンピング取られるの?

スタート前にイエローフラッグが上がるのを見ていた僕は、これでもかとパンピングを繰り返していたのですが、実は予告信号と同時に、フラッグは降りていたらしいのです。ひえ〜〜

すぐにスピンを降ろし、720°ターンを完了。それでもトップを守っていたんですが、2回目のダウンウインドでブローを逃し、結局2位でフィニッシュ。ガーーーーン!

とショックを受けていたところに、ジュリーボートがペナルティーの説明に来ました。いやいや、説明も何も、イエローが降りていたなら、誰が見てもパンピングしすぎでアウトです。100%納得いくので大丈夫です。じゃ、次のレースに向かいます。

と、タックをしたところに、エンストして操舵不能になったジュリーボートがドカン!!なんと侍のどてっパラに激突。まさに切腹状態。おお、なんてこった!!

その日の最終レースをリタイアして、侍は修理工場行き。夜を徹しての修理作業で、なんとか最終レースを戦える状態になりました。

が、肝心のレースは、微風から超微風。最後には全くの無風になってしまい、なんとタイムリミット。あちゃ〜〜やってしもた。

と思いきや、優勝を争っていた三部チームとウクライナチームが、ともに順位が悪かったため、彼らの平均点が下がり、優勝は僕らに転がり込んだんです。なんという幕切れ。ごっちゃんで〜す。

と、ラッキーな優勝をした訳ですが、今回の遠征の目標は、優勝ではありません。レースとその後の合宿を通して、金メダリストから技術や考え方を、盗めるだけ盗むことです。

思えば今まで、ずいぶんいろんなメダリストが来日しました。アジア大会の金メダリストに始まり、ジュニアワールドのチャンピオン、女子の金メダリスト、そして男子の銅メダリスト。そして今回はついに、男子の金メダリストです。

まさに誰よりも速かった、sailfastだった男たちです。

彼らを越えることが出来れば、その先にはアテネの表彰台が待っています。侍が切腹しても、落ち込んでるヒマはないんです!さ、明日も練習練習。

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