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ガチンコ!小松塾(小樽篇) SHIMA SEIKIカップの後、和歌山に残って合宿をしていましたが、 題して、「ラッセル・クーツと紀州の海」ならぬ、「小松一憲と石狩の海」です。 北海道セーリング連盟が、JOC専任コーチの小松一憲氏を招いて、夏季合宿を開いたのですが、その招待選手として、参加させていただきました。 みなさん想像がつきますか?そこは北緯43度の亜寒帯。8月ですら寒い!ドライスーツ着て乗ってる子がいる!!は、8月にドライ着るな〜! 今年は特に冷夏だそうですが、それにしてもやはり、セーリングする環境としては、厳しいと言わざるを得ません。海に出て練習できるのは、年の半分。うねりは高く、潮はきつく、水温はとびきり低く。正直言って、練習しやすい海面とはほど遠い。 が、そんな小樽の海に、遠く函館から通って練習している子がいます。 雪と氷に閉ざされた半年間、体を磨き、フネを磨き、イメージを磨き、限られた時間に、ドバーッとあり余る情熱を注ぎ込むのです。 短い夏を逃すまいと、朝7時から夕方5時まで、時間の許す限り海に出ていく彼ら。一年中、ヨットに乗るのが当たり前な生活なんて、彼らにとって、どれだけ羨ましいことでしょう。とても疲れたなんて言ってられません。 僕らがいろんな場所で経験してきたことを還元することで、彼らの地理的なハンディを覆す手助けができれば。そして願わくば、彼らの中から、世界に羽ばたいていくセイラーが生まれて欲しい。その時には、地道な努力が必ず実を結ぶことでしょう。 僕らにとっても、遠征直前に、とてもいい刺激になりました。こんなに頑張っている北海道のみなさんも代表して、日の丸を背負う訳ですから。おいそれと負けられません。
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