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関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

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リンクにフルハイクと同志社ヨット部を追加。
それと、各コーナー間の移動がしやすくなりました。ページを一番下まで読み進んでも、コーナー移動ができるようにしました。
ページトップのタブもマウスオーバーで色が変わります。
いまさらですが・・・
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1999-2004

SPA Regatta 2003

2003.5.21-25
成績表はここをクリック

遠征2レガッタ目、スパレガッタが終わりました。成績は、71艇中の17位。目標の表彰台には、遠く及びませんでした。

期間中のメデンブリックは、前半、期待通りの強風が吹き、予選の9レースを順調に消化しましたが、後半2日は風がパタッと落ち、決勝は軽風の2レースのみとなりました。

前半吹いたんなら、もっといい順位で予選通過、と行きたいところですが・・・

イェールのように沈することはありませんが、レース展開としては、お粗末極まりなく、マークを回る毎に順位を落としたレースが、多々ありました。

原因は、いろいろ考えられます。ひとつはボートスピード。

昨年のカリアリのワールドでは、強風下で、誰にも負けないスピードを持っていましたが、その反面、軽風下では、誰にも勝てませんでした。「レースの成績を見れば、風速が分かる」と言われるほど、吹いたレースは良く、そして軽風は本当にからっきしダメでした。

その原因のひとつには、セールが浅いという、ハッキリとした特徴がありました。柔らかいマストに浅いセールが、平水面の強風という、カリアリのコンディションに合っていたのです。それはそれで国枠が獲れて良かったのですが、軽風の弱点は、克服しなければいけません。

僕らはワールドが終わってから、およそ半年をかけて、軽風のスピードアップという課題に取り組んできました。マストは固く、セールは深くなっていったのです。

もちろん、強風のいいところは、できるだけスポイルしたくありません。強風で速いのが、僕らのアイデンティティーです。

福岡のセールテストでは、どちらの風域もカバーできるポイントを見つけ、意気揚々とヨーロッパに乗り込んできました。

しかし戦ってみると、強風が以前より苦しいという、認めたくない事実を突き付けられました。仕方ありません。これが世界の厳しさです。

反面、軽風ではいい感触があったのですが、なかなかレースでその風が吹いてくれず、スパの最終日に、やっと吹いてくれました。風速は2〜4m/s。去年まで最も苦手にしていた風域です。

1上からトップ集団にしっかり食らい付き、3位で回航。スピンランでも食らい付き、逆に差を詰め、1下をトップ回航。

しかし、ここからが良くない。守る気持ちと攻める気持ちが中途半端に出て、風にあわせたコース取りができず、2上でなんと7位まで後退。そのまま7位でフィニッシュしてレガッタを終えました。
あ〜くやじぃ・・・

17位という締まらない成績でしたが、ハッキリとした成果と、そして課題を見つけることは出来ました。

ボートスピードに関しては、強風でどうやって、もう一度あのレベルに持って行くかです。軽風は、かつてないほど速い。

ただもうひとつ、もっと大きな課題は、レースメイキング、レガッタメイキングです。多少スピードが苦しかろうが、ドツボスタートしようが、本当に強い選手は、崩れる量が少ない。

今の僕らは、調子のいい時ならシングル。調子が悪けりゃシルバーフリート。悔しいけど、まだその程度の選手に過ぎません。

調子が悪くてもシングルを外さないぐらいの、ホントに強い選手になるためには、風を読み、相手を読む、判断力が不足しています。

いままでの自分たちのレーススタイルを良く思い起こして、もう一度基本的なところから、ヨットレースに向き合う。その必要があると思います。何かを変えなきゃいけない時です。

キールまでの時間にその答えを考えて、実行に移します。
この大いなる苦しみこそ、この遠征の最大の収穫になるはずです。

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