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関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

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それと、各コーナー間の移動がしやすくなりました。ページを一番下まで読み進んでも、コーナー移動ができるようにしました。
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1999-2004
Olympic Test Event 2003

2003年8月20日〜29日
Agios Kosmas Olympic Sailing Center
成績表はここをクリック

念願のエーゲ海。
初めての日の丸スピン。
プレオリンピック。

気力体力ともに充実した状態で臨んだのですが、目標の表彰台には遠く及ばず、17位に沈みました。
なぜこうなったのか。
力がないのか、出せなかったのか。

そもそもプレオリンピックとは、来年のオリンピックのテストイベントとして、同じ時期、同じ会場、同じ海面で、選手・運営ともに、オリンピックの練習をするためのものです。

それならば、僕らも来年を想定して、物理的にも精神的にもいい準備をして、最高のパフォーマンスが出せる状態にしよう。そう思っていました。

それなりに緊張もしたし、興奮もしたし、それを乗り越えて、いい開き直りもできていました。
いや、できているつもりでした。

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レガッタは序盤、北寄りのオフショアで、非常にシフティーなコンディション。各マーク毎に、順位が大幅に入れ替わり、トップ目だった選手が無惨に落ちていったり、ビリ目からシングルにジャンプアップしたり。そんな中、もったいない場面も多々あったものの、4レースを終えた時点で9位と、表彰台を十分に狙えるポジションにつけていました。

そしてここで、レイデーが入ります。レイデーとは予備日のことで、順調にレースが消化できていたので、早い話が一日お休みです。

僕らにとって、レガッタ中に休みが入るなんて、初めての経験。
う〜ん。どうしよう。どっか遊びに行って気分転換?いや疲れちゃったらアホだし。
じゃ、練習?それもなんかなぁ。風けっこう吹いてるし。フネのトラブルでも出したらアホだし。

と、まんじりともせずに、ちょっとジョギングしたり、プールで泳いだり。そいでちょっと成績表見たり。いや、ちょっとじゃないな。じっくりと見てました。どうすればもっと上にあがれるだろう。そればっかり考えすぎて、いつの間にか、必要以上の「力み」が出てました。今にして思えば。

3日目4日目の内容は、ホントに最悪で、序盤なら考えられないような順位で走りながら、しかもそこから上がれない。

こんなとこ走ってちゃダメだ。前に行かないと。
と、焦る気持ちが完全に空回り。悪い流れがなかなか断ち切れません。

だから2回目のレイデーは、スパッと練習しました。その方が頭がもやもやしないで、よっぽどスッキリできるし。(ちなみに30才の誕生日)

コンディションはその頃から風向が回って、沖からのシーブリーズがそよそよ。前半とは正反対に変わっていました。最後の3レースは、頭はスッキリして、いい状態で臨めたんですが、じわ〜〜っと振れて、なかなか戻らない、前半との風の質の違いに合わせられません。スタートはいいのに、1上までの読みが当たらず、結局、序盤以降はシングルさえ走れないまま、レガッタを終えてしまいました。

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優勝したスウェーデンのスコアを見ても、決してずば抜けたスコアじゃありません。悪い順位で回ることも、何度もあります。が、そこから10番そこそこまで上げてくる。そこが強い。そこが僕らには欠けてる。

特に、今回のオリンピックは1カットしかないので、残りの10レースを、いかに叩かないかが勝負。つまり、序盤の僕らの戦い方で良かった。

上にあがらなきゃという気持ちで自滅。あぁまだ力不足!です。

いい経験をさせてもらいました。来年の最終選考レースや、オリンピック本番。かかるプレッシャーはプレオリの比じゃありません。

もうレガッタの途中に、成績表をちまちま見て、点数を計算してドキドキするようなことはしません。成績が良かろうが悪かろうが、前を走っていようが後ろを走っていようが、自分たちのヨットレースを貫きます。

アテネの海に日の丸をあげることは、今年はできませんでした。
が、僕らの今年の最大目標は、カディスの表彰台です。

反省する所はしっかり反省して、気持ちを切り替えて、次の目標に向かいたいと思います。

カディスの海に日の丸を!

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