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関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

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いまさらですが・・・
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1999-2004

ナショナルチーム沖縄合宿 2003

2003年1月26日〜2月9日
佐敷マリーナ

ずいぶんと遅くなりましたが、沖縄合宿のレポートをします。
今年の沖縄は吹いた!

猛烈な冬将軍の到来により、全国的に大荒れだったみたいですが、沖縄はサイコーにご機嫌でした。

丸1ヶ月、沖縄にいましたが、吹き過ぎて乗れない日は1日しかありませんでした。(逆にベタで乗れない日も、1日しかなかった!)

暑過ぎず、寒過ぎず、吹き過ぎず、ベタ過ぎず、やっぱり沖縄は、ヨット乗りの天国です。

そんな最高のコンディションのお陰もあって、今回の合宿は、革命的なものになりました。

例えば、この写真。
よ〜く見ると、石橋/轟組です。
そして・・・

関/後藤組。
そう、今回はいろんな選手と、ジャンジャン乗り換えました。

ナショナルチーム全体の、知識と技術を共有して、全体のレベルを上げた上で、世界と戦っていこう。合宿前に、全員でそう確認しあったからです。

こういう姿勢は、これまでのような縦割りの、チームとは名ばかりのナショナルチームでは、とても考えられないものです。
この中で勝った負けたよりも、世界に出て勝った負けたの方がよっぽど大事。

倒すべき相手は、チーム内の相手じゃなく、世界。そう、今回の招待選手、アルゼンチンなんか、まさにターゲットにする最高の相手です。やつらに勝たないと、日の丸は上がらないんですから。

例えば去年の沖縄で招待した、ポーランドのトーマスたちは、世界のトップ10ランカーでした。彼らに追いつき追い越せと頑張った結果、僕らは世界のトップ10に迫り、ワールドで国枠を獲得できました。シドニーの銅メダリストである、アルゼンチンに追いつき追い越せば、今年のワールドの表彰台も見えてきます。

ただ、人を追いかけるだけでは、頂点に立つことが出来ないのも事実。

もっと速く
もっと強く

なるために何が必要なのか?もっと強い練習相手?ポーランドよりもアルゼンチンよりも?

いや、それだけじゃダメです。国内の、普段の練習を充実させないと。
日本全体で高めあって、刺激しあって、いいものは出しあっていかないとダメです。

そういう姿勢を全員が持てた。これこそが、今年の沖縄の最大の収穫です。日本の底力は、まだまだこんなものじゃない!

現在、こんなにたくさんの470が走っている国は、間違いなく日本だけです。個々バラバラの努力を、もっと結集し、まとめあげれば、ヨンナナが4艇しかないような国の選手に、絶対に負けるはずがないんです。

オリンピックに参加することに、意義がある時代は終わりました。

こんな時代に、仕事もせずにヨットに打ち込んで、オリンピックに出て、ハイ良かったね。では済まされません。

単なるオリンピック代表ではなく、メダルに届く代表、日の丸をあげる代表でなければ、参加する意義も無いんです。

強化部を主体として、日本のセーリング界に、そういう考え方と、環境が整いつつあります。
どうかみなさん、期待していて下さい。

アテネの海に日の丸
決して夢じゃありません。

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