Go for Beijing Training Camp

2年ぶりに開催された、学生選抜の八景島合宿は、第4回目にして、その名をGo for Athensから、Go for Beijingに変えました。 アテネよりもその先、北京や2012年を担う、次の世代を育てる。そしてその中から、キラリと光る原石を見つける。それがこの合宿の目的です。

期間中は風に恵まれ、強風下でのボートハンドリング、基本動作の確認に、最適なコンディション。

また、海上の練習だけでなく、恒例となった、毎日の野島公園までのランニングや、そこでのトレーニング。横浜市立大学での体力測定。鈴木ルール委員会副委員長による、ルールテストとその解説などなど。その内容全てが、学生だけでなく、僕らにとっても貴重な、価値あるものでした。

そもそも僕らの参加は、学生への刺激や、実際に指導することを期待されてのことです。
が、それだけでもありません。

陸上でも海上でも、学生に負ける訳にはいかない。そのプレッシャーが、緊張感を生んで、僕らにとっても刺激になります。（ヘトヘトに疲れますが・・・）また、たくさんの質問に答えることで、自分でも忘れていた基本に立ち返ったり、曖昧だったことを論理立てて整理できたりもします。

この合宿への参加は、主催側からの招待が基本ですが、費用を自己負担すれば、招待なしでも参加できます。こういう合宿に参加できる学生が、ホントうらやましい。もちろん、しんどいし寒いし、大変だとは思うけど、それだけに、得るもののたくさんある合宿だと思います。

全国の学生セイラーのみなさん。頑張って練習して、八景島に呼ばれるような、いい成績を残して下さい。
次回もまた、八景島でお会いしましょう。