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関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

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いまさらですが・・・
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1999-2004
2003年度ナショナルチーム選考兼プレオリンピック代表選考会

男子上位6チーム(水色)女子上位3チーム(ピンク)が2003年度ナショナルチーム

順位 選手 1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 9R 10R 11R 12R 13R 14R 15R 合計
1 石橋/後藤 5 1 4 1 5 1 9 3 2 6 3 1 2 1 6 35
2 関/轟 4 2 3 10 1 4 7 2 3 1 5 2 1 5 7 40
3 三部/高村 3 3 6 7 12 13 2 7 1 4 2 9 3 2 5 54
4 中村/山田 1 5 10 2 4 6 16 5 4 3 6 3 6 8 9 62
5 高木/谷川 9 4 9 8 2 3 11 1 5 5 10 8 7 3 1 65
6 吉峰/中村 7 11 5 15 3 2 3 6 9 2 8 6 5 6 3 65
7 渡辺/山田 8 6 2 5 8 9 4 9 6 7 1 5 11 7 2 70
8 白石/柳川 2 7 1 3 9 12 8 4 15 13 7 4 4 4 8 73
9 松永/原口 6 DC 7 14 11 DF 1 10 7 9 4 7 10 11 11 108
10 井嶋/生田 11 8 8 11 7 10 14 11 8 8 9 10 16 9 4 114
11 田畑/栗田 12 9 11 4 6 11 6 8 11 12 17 12 9 10 13 121
12 山崎/田中 14 DS 14 6 10 14 5 16 18 10 12 11 8 12 14 146
13 高橋/鎌田 10 12 13 17 13 5 10 15 12 14 15 13 13 15 10 155
14 吉迫/佐竹 17 13 12 9 15 8 12 12 16 11 11 14 12 14 16 159
15 川野/大熊 13 DF 16 12 17 15 15 14 13 17 14 16 15 17 12 189
16 渡邊/岩崎 15 10 15 18 18 17 18 13 10 16 13 15 18 13 17 190
17 安部/永見 16 DC 17 13 14 7 17 17 17 15 18 17 14 16 18 198
18 伊藤/松山 DF DC 18 16 16 16 13 19 14 DF 16 18 17 18 15 216
19 中澤/伊藤 DF DC DC DC 19 18 19 18 DF DC 19 DC DC DF 19 252

2002年12月9日〜15日
於:海陽ヨットハーバー 参加男子13艇、女子6艇
赤字はカット順位

凄まじい選考でした。史上稀に見る、激戦の模様をレポートします。

レガッタは12月9日、無風ノーレースで幕を開けましたが、その後の6日間は、北西の季節風が吹き続け、小松コーチの目指す、「世界一厳しい選考レース」に、限りなく近いコンディションでした。

なにせ寒かった!そして吹いた!

やっぱり12月の蒲郡は、期待を裏切りません。
日本一のヨットバカを決めるには、最高の舞台を用意してくれました。

第1レースから、いきなり平均風速14m/s。
第2レースでは、平均15m/s、ブローでは17m/sを記録。

この日僕らは5ー1で、4ー2の関/轟組、3―3の三部/高村組、1―5の中村/山田組と、4艇が同点で並びました。

が、17m/sのブローの中、ノーガードの殴り合いのような激しいマッチレースを繰り広げた、第2レースの関/轟組との戦いは、今レガッタを象徴するものでした。彼らこそがやはり、最大のライバルです。

続く3日目を4ー1とまとめ、混戦を頭一つ抜け出しますが、4日目の第7レースで9位をとってしまい、しかも1カットが入ったことで、そのリードは、ハナの差に縮まります。

しかも5日目、第8レースの最終レグで、タイトリーチを帆走中に、ツィーカーのアイストラップが破損。

直線スピードは誰にも負けないものを持っているのに、見事にシフトの逆をいくコース取りと、フネのトラブルで、ずるずると順位を落としてしまいます。この日3ー2ー6で、ついに首位陥落。トップの関/轟組とは、2点差。

そして迎えた6日目。北寄りの強いガストが吹きおろした第11レース。1上を4位で回って、後ろを振り返ると、関/轟組はなんとビリから3番目!チャ〜ンス!だったのに、なかなか先行艇をとらえられず、3位でフィニッシュ。後ろを振り返ると・・・なんと彼らは5位でフィニッシュ!
あ、上がり過ぎじゃ!

この時点で同点。
続く第12レースは、ダントツでトップフィニッシュ!して振り返ると彼らは2番・・・

第13レースは逆に、僕らが追いかける展開。
見る見る順位を上げて行く彼らに、気合いで食らい付き、またもワン・ツーフィニッシュ。

最終日を残して、見事に同点。
ですが、トップの回数が多かったので、タイをほどけば勝ちという状況でした。

ちなみにこの時点では、ナショナルチーム枠の6位争いも熾烈で、なんと3艇が同点。しかも、女子のトップ争いも2点差。ナショナルチーム枠の3位争いも1点差という、この上なくドラマチックな展開。

そして最終日の天気予報は微風。イヤ〜な予感がします。

いっそのこと、無風でレースがなければ・・・
いかんいかん!そんな考えはダメだ!
最後まで戦って、堂々と勝つんだ!

まぁでも、無きゃ無いでいいんだけど・・・

と眠れない夜を過ごし、朝になっていざ窓を開けてみると・・・?

さすが冬の蒲郡。高気圧の張り出しもなんのその。朝から白波立ってます。面白いじゃん!やってやるよ!

第14レース!
気合い一発!
ダントツでトップフィニッシュ!

ここで去年の苦い経験がよみがえります。去年も最終日の1レース目でダントツを決め、のぼせ上がって得点計算を間違え、最終レースでやられました。

もう2度と同じ失敗はしません。逆転される条件は、彼らがトップをとって、僕らが6位以下になった場合だけです。トップとらせなければいいんです。

最終レースはスタート前からマッチレースをしかけ、相手を7位に抑え込み、優勝を決めると同時に、プレオリンピック代表の座をつかみました。やった〜〜〜!

厳しい、そして素晴らしい選考レースでした。
予定調和のような、ドラマ的展開は、全員が真剣だったからこそです。
手を抜いている選手なんか、一人もいません。

僕らは逃げ切りましたが、最終日、男子の3位と4位、5位と6位、それに女子の1位と2位、3位と4位が入れ替わりました。

追うものの強さ、追われる恐怖。それが如実に出た形です。

今回悔しい思いをした選手は、去年の僕らのように、激しい闘志を燃やして、今まで以上に真剣に練習するでしょう。そうして切磋琢磨していけば、日本のヨンナナは、必ず強くなる。そう確信できる大会でした。

つかんだ代表の座に恥じないよう、僕らはこれからも努力し続けます。
そして、アテネの海に日の丸を揚げたい。
心からそう思います。

これからも応援よろしくお願いします!

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