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Olympic Garda 2004 2004年3月16日〜20日 ついにオリンピックイヤーのレースシーズンが幕を開けました。開幕戦、オリンピックガルーダでの最終成績は3位。目標の優勝は叶いませんでしたが、初の賞金400ユーロを手にすることが出来ました。 南北に細長く、東西を絶壁に挟まれた形のガルーダ湖では、風向は北か南しかありません。そしてどちらの風向でも、伸びるサイドは右です。はっきり言って、ただそれだけ。ここに慣れ親しんでいるイタリアの選手は、どんなに下有利でも、左のブローが強く見えても、上からスタートしてタックします。右一本。以上。 普通は岸に寄せていくと、岸と直角の方向に風が振れていくものですが、ここは違うんです。絶壁なので、直角になんか振れようがありません。逆に平行に振れていくんです。 ということは、岸に寄せれば寄せるほどリフトしていく。スタートして右に伸ばして行くと、絶壁に近い風下のフネほどリフトしていく。しかも、ちょうどマークアプローチの辺りで岬を回り込んだブローが入ってきて、一気にヘッダー。途中で耐えられずに左に返したフネは、右の集団が遥か彼方を横切っていくのを、涙ながらに見送るしかありません。 そういったローカルなルールを理解するまでに、何度か痛い目にあってしまい、イタリアの2艇の後塵を拝する羽目になりました。終盤、風のクセをつかんでからは、互角以上の戦いができていただけに、序盤の大叩きが悔やまれます。 しかし、伸びるサイドにいる時は、誰にも負けないスピードでトップを奪うことができました。そう。相手がたとえワールドチャンプでも。 いろいろと反省材料もありましたが、いまの僕らには勢いがあります。ザダール、ガルーダに続き、次のバルセロナでも表彰台を目指します。応援よろしくお願いします。
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