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関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

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それと、各コーナー間の移動がしやすくなりました。ページを一番下まで読み進んでも、コーナー移動ができるようにしました。
ページトップのタブもマウスオーバーで色が変わります。
いまさらですが・・・
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1999-2004

第32回全日本470級選手権大会

順位
選手
所属
1R
2R
3R
4R
5R
6R
7R
8R
1 Wilmot/Page Australia
1
1
1
1
1
3
2
1
8
2 関/轟 関東自工
1
5
2
1
1
1
2
4
12
3 三部/高村 ホンダ鈴鹿
2
3
2
2
2
4
3
3
17
4 石橋/後藤 sailfast
4
14
3
11
2
1
1
1
23
5 中村/山田 山口県連
5
1
1
4
3
8
6
5
25
6 松永/牧野 柳ヶ崎YC
3
5
4
3
6
17
4
2
27
7 高木/谷川 ヤマハ
2
19
5
5
5
5
5
3
30
8 井嶋/生田 東亜建設工業
8
2
9
6
6
5
1
8
36
9 白石/柳川 SPN
OC
3
7
3
5
3
7
15
43
10 田畑/栗田 第一経済大学
7
7
10
9
12
2
4
7
46

2003年11月20日〜24日
於:津ヨットハーバー 参加73艇
赤字はカットレース
招待選手は全日本順位から除く

アテネまでの最後の国内レース、最後の全日本が終わりました。ハイ、終わってしまいました。
結果は3位。(オーストラリア入れたら4位)またも全日本タイトルを逃しました。

今年の全日本は4年に一度の、もっともレベルの高くなる大会。しかもオーストラリアとオランダから、本物のトップ選手が特別参加していました。

が、そのフリート全体を4つのグループに分け、グループ同士の総当たり制にしてしまったせいで、最後までトップフリートが分割されてしまいました。我がチームがWilmot/Pageと戦ったのは、8レース中わずか2レース。それが残念でなりません。

成績表に同じ順位が2つあるのはそのためです。全日本選手権にこの方式がふさわしいかどうか、再考の余地があると思われます。

- - - - - - -

さて、肝心のレースですが、レガッタ直前の雨ベタから打って変わって、全般的に風に恵まれた大会となりました。

初日は5m/s前後の軽〜順風。我がチームは気合い十分で臨んだものの、もう一つ調子に乗りきれません。しかも第2レースでは、思いっきり風を読み違え、14位フィニッシュ。初日から爆弾を抱えてしまいます。この日を終えて7位。

明けた2日目。朝から北西の季節風がピューピュー。
来た来た来たよ。突っ走っちゃうよ!

とスタート良く飛び出すのですが、この風でもイマイチ伸び悩み、4位で1上を回航。フリーで3位に上がり、さぁ前に追いつくぞ。と2上にさしかかるその時!タックでなんと、 僕の背中がブームのクリートに引っ掛かり、撃沈。マ、マジか〜〜!!

急いで沈を起こし、抜かれた3艇を追いかけます。
スピンアップ!パンプ!パンプ!よし、ジャイブ〜。
ズボボボボッ。あれ〜〜〜

今度はなんとバウ沈。マ、マジか〜〜〜!!!

たかが10m/sそこらの風で、2度も沈をして11位フィニッシュしてしまいます。そんなバカな・・・
結局風が上がりすぎ、その日は1レースのみ。4レースを終えて総合11位に沈みました。

いや、正直言って、この日はマジで沈みました。強風で前を走れないどころか、あろうことか2度も沈するなんて。堕ちるとこまで堕ちたな・・・と、深い闇の中に沈み込んでいきそうになりました。

こういう時にありがたいのが、応援してくれるみなさんの存在です。だって、もう自分たちだけの戦いじゃないんだから。 そう!落ち込んでるヒマはないんです!落ち込んでるヒマがあるなら、この全日本から何かを得なければ。

そう思い直して、その日の夕方、Wilmot/Page達と一緒に温泉に行きました。なにせ彼らは、その時点でオールトップ。しかもそのトップの内容が、半端なダントツじゃありません。一体なにが違うんだ?湯船につかりながら、僕らは彼らに質問を浴びせました。

ビクターの教え子に共通することですが、彼らのフネにはコンパスがついていません。コンパス無しで、いかにしてあれだけ正確にコースを引くのか。なんとか聞き出そうと詰め寄りました。

そして迎えた3日目。強風から徐々に風が落ちていき、最後は軽風から微風になる中、4レースが行われ、僕らは2-1-1-1と突っ走りました。

死中に活を見いだす

強風で沈んだ僕らが、軽風で息を吹き返すとは、誰も予想しなかったに違いありません。この日に限っては、まったく後ろを走る気がしませんでした。ちなみにこの日、僕はコンパスを見ていません。

この日でワンカットが入ったこともあり、総合順位も一気に4位にジャンプアップ。この勢いなら、最終日に大逆転もありうる。本気でそう思っていました。

が、最終日は朝から無風。そのままタイムアップで、順位が確定しました。

- - - - - - -

コンビ結成から、全日本ではなかなか成績が上がりません。
6-4-24-6-3と、凡庸な成績に終始しました。

勝ちたいと思ってない訳じゃありません。やはり全日本チャンプにはなりたいし、負ければそれなりにショックを受けます。が、僕らの目標は日本で勝つことじゃありません。アテネに日の丸を揚げることです。

そのための糧になるなら、悔しい思いも決して無駄じゃありません。
今年の悔しさは我慢できます。来年笑うためなら。

最終選考まで残り半年を切りました。
現時点で誰からどんな批評をされようが、最後に勝つのは自分たちだと信じきっています。
なぜか?
僕らほどたくさんの方々に応援されているチームは、世界中どこ探してもいないからです。

みなさん、これからも僕らに力をください。
どうかよろしくお願いします。

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