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関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

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EURO 2004
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更新情報
リンクにフルハイクと同志社ヨット部を追加。
それと、各コーナー間の移動がしやすくなりました。ページを一番下まで読み進んでも、コーナー移動ができるようにしました。
ページトップのタブもマウスオーバーで色が変わります。
いまさらですが・・・
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1999-2004
9/27 fri 成年の主張

いや〜ヨットって難しい!
特に国体は、狙って勝つのが、ホントに難しい大会だと思います。

470に関して言えば、もう20年ほど、地元の優勝がありません。成年男子470級というくくりになって以降、一度も地元が勝っていないのです。特に近年、レース数が3レースから5レースに増え、コースが短くなったことで、難しさが増しました。

いかに短いかって、例えば今回の第3レース。スタートから先頭艇(僕ら)のフィニッシュまで、たったの25分でした。少年の海面なんか、もっと短い。FJのレースは、一番短いので19分でした。

19分!それって、日本一を決めるレースの長さですか?と問いたい。

そんな超ショートコースを、40艇以上で回ったら、スタートや1上の失敗を取り戻す間はありませんよ。逆に言い方は悪いですけど、まぐれで前を走れば、落ちていく間もないんです。しかも、国体にはカットレースがありません。1回リコールしたり、20番フィニッシュをしたら、取り返しがつかないのが国体です。

だからこそ国体は面白い。という意見もあるでしょう。確かに、誰が勝つか分からないというスリルがあります。勝負というより、ゲーム的な面白さが。

でも、でもですよ。そんな国体のために、人生を賭けて挑んでいる選手もいるんです。去年の僕らもそうでした。人生を賭けて、血のにじむ練習をしてきて、レースがたった19分では、悲しすぎる!もっと力を発揮するチャンスを与えて欲しい!

それに、10m/s吹いただけでレースをしないなんて。そういうレース運営をしている限り、世界で通用するセイラーは絶対に生まれません。レースをしないから、練習しなくなるんです。「この風じゃ、レースないからいいや」という発想になってしまいます。レースをするかどうか、出艇するかどうかの判断は、他人に言われて決めることじゃありません。本来は、セイラー本人が決めることです。

「この風は危険だ」
自分の技量と、海面の状況を冷静に判断する力。これがないから、本当に危険な状況になった時に、判断が遅れるんです。僕らは、かなりの強風でも喜々として出ていきますが、危険だと判断したら、すぐにメインを降ろします。自分たちの技術の限界が分かっているからです。

実際に、国体の運営に携わっている方々は、何を好き勝手なことをとおっしゃるかも知れません。
確かに僕らは、実際の運営の苦労を知りません。

ただ、これだけは言いたい。
いいレースがいいセイラーを育てるんです
いまのままでは、国体は待ち時間ばっかりで、レースをしている時間があまりにも短すぎます。
「国体はお祭りだから」と言ってしまえばそれまでです。選手にしてみれば真剣勝負なんです。

先日のインカレの話題同様、国体に関しても、みなさんの意見を聞きたいですね。

以前も言いましたが、僕らはみなさんに支えられて、こうして世界中でヨットレースをさせてもらっています。そのせめてものお礼に、海外で得た経験のいい部分は、日本にフィードバックしなくちゃいけないと思っています。

日本のヨットレースを面白くしたい。
その一心から出た言葉ですので、無礼があればご容赦下さい。

以上、成年の主張でした・・・

9/14 sat 壁の向こう

昨日フェリーでサルディニアをあとにし、ジェノバのホテルに転がり込みました。疲れ果てた体を横たえて、長く、苦しい戦いの日々を思い起こしています。

覚悟はしていましたが、これほどまでにプレッシャーがかかるとは。オリンピックに向けて、いい経験になりました。

今回の僕らの目標は、もちろん国枠獲得だったんですが、本心は、もっと上、表彰台を狙っていました。実際、大会前の仕上がりも、大会中の走りも、もっと上位に入ってしかるべきものだったと思います。自惚れじゃなく。

それを阻んだのはズバリ、経験のなさでした。自分はこれぐらい前を走って当たり前だ。あの舞台では、そう思い続けないと、プレッシャーから自滅してしまいます。今回のこの経験で、僕らはもっと強くなることができるでしょう。自分を信じ続けることが。

誰よりも速くなりたい。その思いだけで、僕らはここまで来ました。

会社を辞めて、仙台の木造アパートに住んでいたあの頃。
僕らはモルタルの壁の向こうに、世界を見つめていました。

いまや、僕らの前に壁はありません。クッキリと、ハッキリと世界が見えます。
来年、スペイン・カディスのワールドでは、必ず表彰台に上がって見せます。

去年のワールドの成績から、日本が国枠を獲るなど、世界の誰が予想したでしょう。
僕らはそれをやり遂げたんです。

風が吹き出しました。
アテネに向かって、日本から強い風が。

さぁ、まだまだこれからです。
日本に帰って、本格的なレースシーズンの幕開け。まずは21日からの高知国体。

去年の忘れ物をひきとるために、全力を尽くします。
引き続き、ご声援をよろしくお願いします。

9/6 fri サムライニッポン!

ワールドの予選2日目が終わりました。
ここまで4レースを(31)-6-5-5-3の19点で、現在11位です。

まだまだ快進撃はここからです。期待していて下さい。僕らの目標は、もっと高い所にあるんです。

この間のこの写真、
拡大すると・・・


遅ればせながら、フネに名前をつけたんです。見えますか?


SAMURAI

サムライニッポン!
斬って斬って、斬りまくれ!


9/1 sun 無問題

いよいよ、EURO2002の締めくくり、そして今年一番の大勝負、2002年世界選手権が始まります。
Photoでも紹介した通り、最終調整は、かつてないほど順調!国枠獲得に向けて、視界は良好です。

何度も言うようですが、このレガッタでの上位10カ国に、アテネオリンピックの出場権が与えられます。
(地元ギリシアは除く)

国枠を獲得したからといって、オリンピック代表に確定する訳ではありませんが、今後の戦いを、非常に有利に進められるのは確実です。何が何でも欲しいその枠を狙って、日本からは男子6チーム、女子3チームの合わせて9チームが参加。

そしてもちろん、世界中から選りすぐりの精鋭が、国家の威信をかけて、国枠を獲りにここカリアリに集っています。その数、男女合わせてゆうに150チームを超えます。オリンピックは平和な戦争。そしてこのワールドは、その前哨戦なのです。日の丸背負って、誇りをもって戦ってきます。

明日からは受付と計測で、実際の予選レースは4日から始まります。決勝が終わるのが11日。
まさに僕らの7日間戦争ですね。

去年のクリスマスに悔し涙に暮れてから、沖縄合宿、ヨーロッパ遠征、そして日本でのセールテスト。このワールドに向けて、考えられる限りのベストのトレーニングをしてきました。沖縄よりも、スパよりも、僕らは間違いなく速くなっています。うん。間違いなく。

あ、一つだけうまくいってないことがあった。
もう、美白宣言は撤回!ムリムリ。美白は来年からでいいや。真っ黒に日焼けして突っ走ります!

大会のサイトはhttp://www.470worlds.com
要チェックですよ!

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