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ローマウィークといえば、バルセロナ、アトランタと2大会連続で、日本の最終選考になった由緒正しいレース。92年には、NTT関西の大津/広部組が、この大会で3位入賞を果たし、バルセロナ五輪の代表に選ばれました。 が、今回はオリンピックの翌年で、しかも他のレガッタとスケジュールが近すぎるということで、470だけじゃなく、全てのクラスで参加が激減しました。 結果は3位入賞。(13艇中) が、参加しているメンツは寒々しく、上位3艇以外は、日本の学生以下のレベルでした。それだけに、3位という結果は、およそ満足できるものではありません。 初日は4〜6m/sの軽風。波もなく、シフトも少ない、スピード勝負のコンディションでした。他を圧倒するクローズのスピードで、1−2−2とまとめて首位に立ちます。 しかし迎えた2日目、風速はほぼ同じですが、風向が南に回り、チョッピーな波が立ったことで、前日のようなアドバンテージが無くなり、逆にフリーで置いていかれてしまいます。この日の3−3−4がシリーズの明暗を分けました。 再び平水に戻った3日目は2−2とまとめ、残り2レースに逆転をかけます。 が、4日目、4日目ともに風が弱く、やっとスタートした最終レースも、僕らがダントツで2上を回ろうとする時に、無念のノーレースで幕を閉じました。 優勝したZandona/Trani組は、イタリアの若手のホープで、Ivaldi兄弟が引退した今後は、間違いなく彼らがこの国をリードしていくでしょう。 4日目のノーレースが決まった後、僕らは出艇して彼らと練習しました。(じゅうぶん風があった) つまり、僕らはじゅうぶん優勝できるスピードを持っていたんですね。練習のスピードがレースで出せていない。特にフリーで。 これこそ僕らの最大の課題です。混雑した状況で、相手を見ながら、ブローを、波を見ながら、トップスピードを維持する。いや〜まだまだ修業不足です。 次のスプリングカップは、もっとメンツが揃っているはず。
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