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阪神対ダイエーの日本シリーズが盛り上がる中、福岡で2回目のオリンピックウィークが開幕しました。 470のナショナルチームは全艇参加。しかも来ました!泣く子も黙るワールドランキングNo.1。オーストラリアのWilmot / Page組。 悔しいけど、一緒にレースをしてると、天才っているんだな〜って思っちゃいます。 なのに、ヨット乗ると腹立つぐらい速い。 例えば今まで日本に来たトーマスたちや、アルゼンチン、ウクライナなんかも、それはそれで速かったし、勉強になりましたよ。でもそれは、理由が分かりやすかった。カラダの使い方、セールトリム、ヒールバランスなど、見て分かる違いがいくつかあって、比較的、真似がしやすかった。 それがこいつら、なんで速いのか分かりにくい! まぁ、それで速いってところがミソなんでしょうけど。常にベストなセールトリムとボートバランス、それによって最大のボートスピードを引き出せてる。だからこそ、周りから見たら分からないぐらいの、小さな動きの中で走らせることが出来るんです。 んなことは、頭じゃ分かるけど、そんなもん簡単に真似できる訳な〜〜い!こういう差を見せつけられると、天才なんて言葉も出てくらぁ。え〜いチクショウ。 そんなこんなで初日はコテンパンにやられた訳ですが、我らの目標は、彼らに追いつき追い越し、この地球で一番速く走ることを置いて他なりません。 それはそうと、今回のオリンピックウィークは、OPの全日本と同時開催されています。全国から140艇のOPが集まって、博多湾を真っ白に染める絵は、なかなか圧巻です。小中学生の頃から、こんな大きなフリートで鎬を削るなんて、高校からヨットを始めた僕なんかには、うらやましい! この中には、将来を嘱望される天才少年もいることでしょう。考えれば、いまの470のナショナルチームだって、過去にはそれぞれ、素晴らしい戦績を残しています。天才と呼ばれた時期もあったでしょう。 天才と呼ばれるまま、世界の頂点まで登れるなら、本当の天才と呼べるのかも知れません。が、ほとんど全ての選手は、どこかの段階で壁にぶつかり、井の中の蛙だったことを思い知らされます。それが上を目指すものの宿命とも言えます。 そしてここで、もう一つの才能が試されるのです。すなわち、あきらめない強さです。 自慢じゃありませんが、僕らはこれが強い。なにせ壁にぶつかりっぱなしですから。いまさら天賦の才が少ないことを嘆いたりしません。 別に井の中の蛙でも、胃の中のカマボコでも構いません。最後に笑ってられるなら、いまは笑われても平気です。 努力の上にしか花を咲かせきらんとですたい! 博多の海で、これ以上好き勝手走られたら、王監督に尻バットされてしまいます。
あ〜〜〜忙しい!とても忙しい日々が続いています。 日本に帰ってきてから、練習メニューを練り直し、海上での練習時間を長くしました。 しかも、そのあと家に帰って、連日、深夜までTシャツを作ってました。実は去年から、sailfast以外のTシャツも、外注を受けて製作してるんです。好評だった、去年のオリンピックウィークのロンTも、実は僕の作品です。今年のはもっとイケてますから、参加予定の方はご期待くださいね。 そして!もう一つ忙しい理由があるんです。実は新艇を作ってて、明日がその進水式! え?春に「神風」作ったばっかりじゃんって? そう。その通りなんですが、諸般の事情により、もう1艇フネを作ることになりました。詳しくはまた書きますが、とにかく、そんなこんなで休むヒマなんかありゃしない。 あ、そうそう。大事なことを忘れてた。おかげさまで20万ヒット目前です。 見事20万ヒットを踏んだ方にはこちら! おなら人形をプレゼント〜! このおなら人形のお尻にはセンサーが内蔵されていて、人が近づくと、「ブウ、ブ〜〜〜」と、なんともやるせない音でおならをします。 惜しくも20万ヒットを逃した方にも、今回は前後賞を用意しました。 199,999の人と、200,001の人には、アテネオリンピック公式ロゴ入りの帽子をプレゼントします。 え?前後賞の方がいいじゃないか? 該当者の方は、hiroki@sailfast.jpまでお知らせ下さい。できればスクリーンショットをお願いします。 さ!明日は進水式だ。
え〜、みなさん大変お待たせしました。やっと日本に帰って参りました。 今年一番入れ込んだ遠征が終わっちゃいました。プレオリ17位。ワールド39位。悔しいけれどこれが実力。また出直しです。あ〜〜もう、ホント頑張ろ。 今回のワールドで日本は、女子470、ミストラル男女、そしてレーザーと、4種目の国枠が獲れました。 しかも男子470では、ゴールドフリートに4艇入る大躍進。最終成績では関/轟組が11位。(国枠順位9位)去年の僕らと同じ成績です。全体として、日本の力が、シドニーの時より上がっているのは確かです。ナショナルチームの一員として、誇らしい成果です。 んが!だからといって、喜んでいられるわけがな〜〜い!! だいたい優勝したイタリアなんて、プレオリの直前に「お前速すぎる。今朝なに食ったんだ?」って聞いてきた奴らですよ。お前らこそ何食ったんだ〜〜!ハァハァハァ・・・ ま、落ち込んだってしょうがない。下手だから負ける。勝ちたいなら、強くなればいいんです。 そう。壁にぶつかるのは、これが初めてじゃありません。 だから、僕らは落ち込まずに前を向きます。今月末には、福岡でのオリンピックウィーク。 這い上がって強くなる、最高のチャンス。僕らはこの経験で、また強くなれそうです。 sailfast | Profile | NEWS | Photo | Diary | Link | BBS | Shop |
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