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成績表はこちら EURO2002遠征(Part1)の締めくくり、スパレガッタが終わりました。 結果は、72艇中の11位。 が、内容的には手応え十分!そう言いきれるレガッタでした。沖縄合宿で感じた、自分たちの確実な成長。それは、世界でもじゅうぶん通用したのです。 期間中のオランダは、北海上空の低気圧の影響で、連日雨混じりの、シフティーな陸風が吹きました。 初日、第1第2レースともに、混戦を抜け出せず、逆に飲み込まれる形で、14位、21位と出遅れてしまいます。しかし6〜7m/sと風の上がった第3レース、練習から、誰にも負けなかったこの風域で、抜群のスピードを見せつけ、1上を2位回航。 しかも、ポーランド合宿で自信を得たダウンウインド。トップのスウェーデンをかわし、なんと下マークをトップ回航! しか〜〜し!慣れないトップ回航に、弱気をのぞかせ、2上でスウェーデンとスペインに抜き返され、無念の3位フィニッシュ。 2日目、マストセッティングを微調整し、朝からいい感じ。第4レース4位、第4レース10位。そして昨日と同様に、風の上がった第6レース!スタートから混戦を抜け出し、1上を2位回航。ダウンウインドで差を詰め、2上で逆転!トップで2上を回ります。 2位には、98年のワールドチャンプ、フランスのGildas / Le Belle組。ダウンウインドが速いことで、つとに有名な選手です。やべ〜追いつかれるかな? が、今日こそはびびらないぞ!と歯を食いしばってパンピング。 3日目、朝から雨混じりのド強風。1上を6位で回航したものの、リーチングで僕が波に吹き飛ばされ、撃沈。 しかもその後、全艇がハーバーに避難したんですが、ハーバーの目前で、その日3回目の沈をしてしまい。お気に入りのマストを折ってしまいました。アイタタタタ・・・ 決勝に入った4日目、一度はスタートしたものの、爆弾のようなブローで、ディスマスト続出。ノーレースで、陸上に避難。 そして時刻は4時半を過ぎ、さすがにもう後日延期かな〜と思わせた頃、延期信号が降り、出艇! その日の3レースを、すべて14位フィニッシュと、変な安定感が出てしまい、あぁ、やっぱりゴールドフリートではこんなもんか・・・となるのが、去年までの僕らですが、 最終日。10m/sオーバーの強風が吹き荒れる中、立て替えたマストでも素晴らしいスピードを引きだし、なんと1上をトップ回航!! しかし、下マークまでに集団に飲み込まれ、下マークを7位で回航。が、2上でもう一度抜き返し、3位に上がり、そこから1つ落として、4位フィニッシュ。 トータル79点の、11位でレガッタを終えました。疲れた〜〜〜 なんだか小学生の絵日記のようなレポートですが、伝わるでしょうか。僕らのこの充実感が。 イェールで痛感した、混戦を抜け出すスピードのなさ。抜かれるばかりで、抜き返せない悔しさ。 ちなみに、今回の成績は、国別で言えば10位。9月の世界選手権では、国別10位までに、アテネ五輪の国枠が与えられます。この国枠争いに、僕らも名乗りを上げたわけです。 さぁ、面白くなってきました。ワールドまで残された時間は3ヶ月。このスパで見つかった、新たな課題を国内で克服し、EURO2002(Part2)につなげます。 そして、今年の最大目標、国枠獲得を、現実のものにしたいと思います。
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