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Semaine Olympic Francaise de voile 2002 成績表はこちらコンビ結成以来、3年連続で、このイェールだけは皆勤賞です。なぜならこの街が好きで、ここの風が好きだから。 そう思っているのは、僕らだけじゃなく、グレード1の他のレガッタ、スパやキールに比べて、参加が多いし、心なしかみんなニコニコしてます。 が、なんと今年は吹きませんでした。ミストラルどころか、沖からも、どこからも。全10レースが3〜6m/sの軽風シリーズでした。 成績は、74艇中の24位。 では、収穫がなかったかというと、そんなことはありません。 というのも今回、スタートが比較的良く、1上はシングル中盤から後半で回ることが多かったんです。 そこからズルズル抜かれていった訳ですが、その抜かれていく過程では、連中と何が違うのか。どうすれば、どうなれば次は抜かれないで済むのか。そういう勉強を、絶対に忘れない形でできました。 シングルで上マークを回って、そこから上がるか落ちるか。これが重要なんです。 シングルで回ったと言っても、後続集団とは、大した差はついていません。シングルを逃した連中は、なんとか前を抜いてやろうと、あの手この手で攻めてきます。ここで、この混戦に巻き込まれ、吸収されていってしまう。これがいけない。そうじゃなく、僕らも、その前の集団に食らいついて、のし上がっていかないと。混戦を抜け出していくスピードと技術。今の僕らに一番必要なのは、まさにこれです。 2000年は、ゴールドフリートに入れただけでも奇跡。決勝では全くレースをさせてもらえませんでした。 2001年は、スタートから上マークまでで、すでに振るい落とされていました。 それがやっと、混戦の中に入れたと。まぁそういうことです。ここからが、本当の勝負とも言えます。例えば去年、ビュンビュン走って、破竹の勢いだった選手が、今年は全然だな〜なんてことが少なくありません。 事実、去年のイェールのトップ3は、今年は1パイもシングルに入っていません。 抜け出ていくための何か。これを世界中の選手が追い求めているんです。 そう。僕らもそれを追い求めて、ある決断をしました。
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