|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Semaine Olympic Francaise de voile 2001 吹く吹くと言われながら、いざレースになると吹かない場所が多いのですが、ここだけは別です。全11レースの内訳は、ノーマル2レース、半ピン3レース、1ピン2レース、1ピン半2レース、そして2ピンが2レース。つまり、1ピン以上の方が多いのです! このEURO2001の締めくくりとして、シングル入りを目標に臨みましたが、 初日は意外にもシフティーな軽風で、11位とまずまずの出だし。 そして2日目が超ミストラル。特に第4レースは、僕らのヨットレース人生の最大風速でした。 2ピン詰めでもあおられる風の中、1上をシングル後半で回航。恐怖のスピンなしリーチングを終え、当然のようにスピンを張ってふと見ると、なんとみんなスピンを張っていません。UKRもGREも、そしてGBRも。スピンなしで下マークを目指しているのです。彼らがスピンを張らないなんて、初めて見ました。 ちょっと不安にもなりましたが、この1年間、蔵王おろしの中で練習してきた成果を、ここで見せなきゃどこで見せる!?とばかりに突っ走り、下マークで3位に浮上! が、3位のまま2上を回って、再びスピンを張ったら、さらに風が上がっています。トランサムに座ってもバウ沈しかける、未体験ゾーンのブローにびびり、スピンを降ろして、なんとタック回り。ナハハハ・・・これで7位まで落ちてしまいましたが、ド強風の走りに関しては、練習の成果を充分に感じることができました。 がしかし、ここからがいけない。オンショアで風の落ちた3日目、シフトもなく、スタートとボートスピード勝負の展開になると、全くいい所がなくなります。 第8レースでケースを起こし、720°回転のペナルティー。そして第9レースでは、7位フィニッシュするもブラックフラッグで失格。と、自滅の連続で22位まで滑り落ちました。 4日目は再びミストラルで、2レースともシングルを走っていたものの、沈で順位を落としてしまいます。(なんとレガッタで沈4回!) 最終日は風がなく、今遠征で最悪の成績のまま、レガッタが終わってしまいました。本当に無念です。 無念ですが、本当に勉強になりました。自分たちの何が通用して、何が弱点なのか。トップの連中と何が違うのか。 落ち込んでいるヒマはありません。みやぎ国体まであと4ヶ月余り。
sailfast | Profile | NEWS | Photo | Diary | Link | BBS | Shop |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||