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第29回全日本470級ヨット選手権大会
2000年11月23日〜26日 2年連続の和歌山開催となった全日本。レース前の練習日は、連日強風が吹き、今年こそ吹くか?との期待が高まりました。が、フタを開けてみれば去年以上のベタシリーズ。予選/決勝合わせて、5レースしか出来ませんでした。 予選は、68艇一斉スタートのトライアングルコース。北東の微風で第1レースがスタートしました。1上を15位と出遅れた僕らは、徐々に左に回る風のシフトを読み、2上で一気に2位、2下でトップに立ちます。 が、ここからがいけない。トラペゾイドなら、あとはリーチングでフィニッシュするだけですが、今回はもういっぺん上りがあります。 不慣れな3上で、後手後手のカバーリングをしてしまい。再び抜き返されての3位フィニッシュ。同様に第2レースも、一時はトップに立ちながら、3上で抜き返され、3位フィニッシュ。詰めの甘さを露呈します。 2日目、昨日よりもさらに微風。スタートから思いっきり読みを外し、1上を60番台(!)で回航。1下、2上、2下とレースは進みますが、なかなか順位を上げられません。トップはヤマハが、見えないぐらいのダントツで、タイムリミットも気になります。やばーーーい! が、気合いの走りで、なんとか14位まで上げ、タイムリミット内でフィニッシュしました。今度は3上があって良かった・・・ 3日目、さらに微風、というより無風。海上で、なんと7時間の風待ちの後、ノーレースになり、残すは最終日だけになりました。去年とまったく同じ展開です。 最終日。 そして待つこと3時間。ようやく念願の風が吹き始め、シリーズで一番の風の中、(といっても5m/sぐらい)最終レースがスタートしました。 右へのシフトを読み、1上を4位で回航。すぐに1艇をパス。サイドを3位で回って、もう1艇パス。2位で下マークにアプローチした時のことでした。 スピンを降ろしながら後ろを振り向くと、艇団があらぬ方向へ!? え?よん? そうです。 全く同じ色、大きさのマークで、しかも正規の下マークの位置は、海面の照り返しがきつかったことも手伝って、ほとんど全艇がマークを間違えました。 なんとも締まらない幕切れ。あのまま2位でフィニッシュしていれば、総合でも2位を守れたのですが・・・ 優勝はヤマハ発動機の高木選手と、日大の学生、紙君のコンビ。 僕らは、心の底から、勝てると信じていました。実際にスピードでは負けませんでした。が、スタートと、微風のコース取り、そして最終レグのカバーリングで、完敗しました。 勝てなかった事実は、ショックでなかなか受け入れられませんが、これだけ沢山の課題が見つかったことは、とてもありがたいことです。 本当にたくさんの応援、ありがとうございました!次こそ、ご期待に応えたいと思っています。 sailfast | Profile | NEWS | Photo | Diary | Link | BBS | Shop |
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