最新情報

関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

支援Tシャツ

Tシャツ販売は
7月末で終了しました

Since 01/Nov/1999
Sorry, Japanese only.
最新Photo

中古艇販売は
終了しました
EURO 2004
3月16日〜20日
Olympic Garda
3月26日〜30日
Barcelona Olympic Week
4月3日〜9日
Princess Sofia Trophy
4月17日〜22日
International Spring Cup
5月7日〜16日
World Championship
8月14日〜29日
Athens Olympic Games
更新情報
リンクにフルハイクと同志社ヨット部を追加。
それと、各コーナー間の移動がしやすくなりました。ページを一番下まで読み進んでも、コーナー移動ができるようにしました。
ページトップのタブもマウスオーバーで色が変わります。
いまさらですが・・・
お問い合わせ
sailfastの内容を無断で引用、転用、転載しても問題ありません。OKです。もちろんリンクフリーです。
お問い合わせは以下のアドレスで受け付けます。
akira@sailfast.jp
hiroki@sailfast.jp
No rights reserved by sailfast
1999-2004
12/29 mon メッセージ

あっという間に、シドニー最後の夜となりました。
屈辱のシドニーインターが終わってから、 予定を変更して、シドニーで1週間の居残り練習。

そして今日、最後の練習を終えてフネを積み、明日はメルボルンへの移動日です。最短で行けば1000kmもないので、1日で行けるんですけど、ちょっと遠回りして、のんびり行くことにしました。大晦日に到着の予定です。

は〜
それにしても、今年は苦しい1年でした。
春の遠征では怪我するし、勝負かけたワールドではシルバー落ち。
国内に帰ってきてもパッとせず。むにゃ〜・・・
忘れてしまいたい!!

今の悩みを正直に言うと、いよいよキャンペーンも大詰めにさしかかってきて、仙台で二人だけでやってた頃に比べて、いろんなことが複雑になっちゃった事です。関わる人間も増えたし、動くお金も大きいし。まぁしょうがないことなんだけど。

このsailfastでも、正直言って、以前ほど自由なことが書けなくなって来ちゃいました。書きたいけどどうしても書けないことって、やっぱあるし、この文章が与える影響もドンドン大きくなっちゃって・・・

でも、僕の本心は、やっぱり出来るだけありのままでありたい。書きたいことは書きたいし、それがたとえ少々ネガティブな内容でも、いい所ばっかり見せようとするよりは、さらけ出したい。そう思ってます。だって、その方がよりリアルだし。そもそもオリンピックキャンペーンなんて、いいこと楽しいことばっかりなはずがありません。

苦しい時があるからこそ、勝った時の喜びもまた大きくなるんです。

将来オリンピックを目指したいと思っている、若いセーラーのみなさん!
例えばオリンピックキャンペーンを4年やったら、
3年と10ヶ月ぐらいは苦しいと思って下さい。

練習はしんどいし、仕事は出来ないし、お金はかかるし、ホ〜ント大変なんだから!

でも、オリンピックを目指す、世界の頂点を目指すということは、これ以上ない、挑みがいのある目標です。
誰に恥じることがあるでしょう?この貴重な、宝石のような4年間を!

この経験が後々の僕の人生に役立ったと、そう言えるかどうかは、まだ分かりません。
それはまったく別の問題。 後々の僕の努力によって決まります。

今は先のことなんてどうでもいい。
いまこの1分、1秒の全てが、自分のため。
今の自分のためなんです。

そんな濃密な時間を過ごしてみたいと思うなら、どうかそのままヨットを続けて、いつかオリンピックを目指してください。若ければ若いほどいいです。

さあ!泣いても笑っても最後の年、2004年がやって来ました!

まだまだ僕らは速くなれる、強くなれる。その時間は残されています。
ここからがホントの勝負! 気合い入れて行くぞ〜!

We wish your glorious new year.
And glory is ours as well!

12/17 wed 誓いの海

ついに選考レースが終わりました。3年目にして最も吹いた選考レースだったそうです。
選手および運営に携わった方々、本当にお疲れさまでした。

結果、男子470は僕らの他、
関/轟組(関東自動車工業)
三部/高村組(本田技研鈴鹿)
松永/牧野組(柳ヶ崎セーリング)
中村/山田組(Sail-On)
吉峰/中村組(Team 風)

の6チームに可能性は絞られました。 来年5月にクロアチアで開かれる、2004年世界選手権で、この中の最高位選手が日本代表になります。
1チームのみです。

残された時間は半年足らず。
そして選考が終われば、オリンピック本番まで、わずか3ヶ月足らずしかありません。
5年の長きにわたる、石橋/後藤組のアテネキャンペーンも、いよいよ大詰めにさしかかってきました。

最終選考に駒を進めたチームをリストにすると、ひとつの共通項が見つかります。
全ペアーとも、出身高校や大学が違うんです。これは欧米のようなヨットクラブの無い、日本のセーリング環境において、ひとつの画期的な変化ではないでしょうか。

どこどこの所属や出身にとらわれず、お互いを必要としたもの同士が、有機的に結びついた。
そういうチームが増えてきたことは、素晴らしいことだと思います。

んが!んがです。
そういう結びつきを語る上では、僕らは誰にも負けない強いものを持っています。

4年前、ここで衝撃の最終選考を目の当たりにし、次は自分たちが必ず、誰からも文句のつけられない、理想の日本代表になってやろうと。二人でそう固く誓って帰国し、仙台での極貧生活をスタートしたんです。

あの頃の、夢と不安が入り交じった日々。
ヨット以外、本当に何もありませんでした。

あんなどん底から這い上がって来たんですから、絶対に誰にも負けられません。こうしてシドニーでヨットに乗っていると、4年前の自分たちの熱い思いが、いやでもリアルによみがえってきます。

明日からシドニーインターナショナルが始まります。前回の最終選考の幕開けとなったレガッタ。選手として出たのは、もう5年も前です。

この5年、自分たちが何をしてきたのか。それをこの海の上に表現してきます。

大丈夫です。
いい予感がするから。

12/10 wed 夏を追いかけて

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。僕らはシドニーに入って1週間が過ぎました。昨日までは、 あいにくの曇り空で、らしくもない肌寒い日が続いていましたが、今日は今遠征で初めてのピーカン晴れ。

猛烈な紫外線の洗礼を浴びて、全身がカッカと火照っています
あ〜、イヤミなこと言ってます?僕?
むふ〜、ごめんなさい。

4年ぶりにオーストラリアに来て驚いたのは、物価が高いこと。
通貨レートも上ってるし、物価も上がってる。しかも税金まで上がってる!

いつもヨーロッパの物価高に悩まされながら、あ〜これがオーストラリアなら安いのにな〜なんて夢見てたのに〜。うそつき!え〜〜〜ん! 泣きながら日々を過ごしています。

つまりは日本が景気が悪いってことなんですね。まさにデフレの国からインフレの国に来た感じです。
お前ら、給料増えたか知らんけど、こちとら家計が火の車なんじゃ!
もうちょっと、旅行者に優しくせんかい!

まぁ、などと文句を言っても始まらないし、暖かくて海キレイだし、幸せなんですけどね〜。

さて、夏本番のオーストラリアとは打って変わって、日本では極寒の中、選考レースが幕を開けました。
例年通り、強風シリーズとなっている模様です。

負けたら終わりというプレッシャーの中で、7日間20レースを戦う経験は、少なからず、勝ち残った選手の自信につながるでしょう。

その経験を出来ない僕らは、それに勝る経験をして帰らなければいけません。
そういう意味では、離れていても勝負しているんです。負けられません。

あー、言いたいことは山ほどあるのに、全然まとまりがつきそうもないので、今日はこれぐらいにします。
また、すぐに更新します。(ホントに!)
おやすみなさい。

sailfast | Profile | NEWS | Photo | Diary | Link | BBS | Shop